Posts in the Category: インド

4月
27

神さまがくれた花 7

posted on 4月 27th 2014 in インド with 0 Comments

7

この日の謁見はこれで終わりのようで、最初に出てきた入り口から神さまは住居に戻って 行った。

神さまの姿が見えなくなると、整然と座っていた群衆たちは思い思いの方向に散り散りになって行った。僕の掌の中には小さな赤い花がひとつ残された。ダダとジャグネシュと、他6,7人が僕の周りに駆け寄ってきた。

「すごいじゃないか!スワミ神から話しかけられるなんて!」

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神さまがくれた花 6


神さまがくれた花 4


神さまがくれた花 5

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4月
25

神さまがくれた花 6

posted on 4月 25th 2014 in インド with 0 Comments

6

僕を見ながら弟子がボソボソとささやく。それを聞いたスワミ神はフンフンと微笑みながら頷いて、弟子の耳にそっとひと言語りかけた。

それを聞いた弟子、僕の方に向き直り、厳かに威容を整え、

「神さまは日本からはるばるあなたが来られたことに大変お喜びである」

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神さまがくれた花 2


神さまがくれた花 3


神さまがくれた花 4

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4月
24

神さまがくれた花 5

posted on 4月 24th 2014 in インド with 0 Comments

5
なにか信者たちにしかわからない合図でもあるのだろうか。

なんとなく弛緩していた信者たちがものの数秒で姿勢を正すと、時を同じくして本堂の入り口から再びスワミ神が現れた。

車いすを押され、最初に出てきた出入り口とは逆の方向にゆっくりと向かい、そこに座る信者たちの前に止まった。

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神さまがくれた花 3


神さまがくれた花 4


神さまがくれた花 1

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4月
23

神さまがくれた花 4

posted on 4月 23rd 2014 in インド with 0 Comments

4

法悦?恍惚?

この歓喜。なんとなく心の隅でうらやましい想いもありながら、彼らの心情の根本は想像するしかない。

ヒンドゥ教徒でもないし、特にこれといって特定の宗教を持たずに大人になった僕としては、スワミ神を前にしたときの彼らの目の輝きはとても眩しいのと同時になかなか理解のしづらい種類のものだ。

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神さまがくれた花 3


神さまがくれた花 1


神さまがくれた花 2

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4月
22

神さまがくれた花 3

posted on 4月 22nd 2014 in インド with 0 Comments

3
スワミナライの寺はアーメダバードの市内にあって、驚くほど空港に近かった。

門を入るとすぐ履物を預けるようになっていて、裸足にひんやりとした大理石が心地良い。一歩境内に入ると空気が変わる。外のホコリっぽい混沌とは全く別の時間がそこには流れている。

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神さまがくれた花 1


神さまがくれた花 2

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4月
21

神さまがくれた花 2

posted on 4月 21st 2014 in インド with 0 Comments

アーメダバード

2
車に乗り込み、さっきバーラットと一緒に来た道をそのまま戻る。

寺はアーメダバードの街中にあるらしい。

「その寺はなにか特別なんですか?」そう尋ねた僕にダダが道すがら説明してくれた。

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神さまがくれた花 1


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4月
20

神さまがくれた花 1

posted on 4月 20th 2014 in インド with 0 Comments

1
この広い世の中には、まれに「神さま」と呼ばれるものがいるらしい。

空の上にとか心の中にとかそういうあいまいな話ではない。出会える神さま。生き神。リビング・ゴッド。これはそういう生身の「神さま」に僕が出会った話。

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2月
28

ラメーシュト | ラオ一家の暮らす家

posted on 2月 28th 2014 in インド with 0 Comments

インド人は自分の家屋に名前を付けて住むことが多いそうで、クルッティ・ラオ一家の家(中央)は「ラメーシュト」と命名されています。これは猿の姿をした神様「ハヌマーン」の別名だそう。上が現在の「ラメーシュト」。下はクルッティの結婚式の夜のラメーシュト。どちらも建設中の同じビルの屋上から撮影したもの。そして下が2011年末のラメーシュト。「バストゥ・プジャン」という落成の儀式にお呼ばれして行きました。家の周囲にはまだ何もなく、家も9割まで完成した時点のもの。庭にはまだ芝も植えられておらず。

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