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デリーから列車に乗って19時間。
ビハール州のガヤで降り、乗り合いタクシーで40分。ブッダガヤに来ています。
前日午後14時にデリー発、当初は16時間で朝6時半到着の予定だったのですが、3時間遅れで9時半にガヤ着。インドの長距離列車は遅れることが当たり前なので、3時間で収まったのはむしろ早い方です。
インド国内の移動はたいてい列車に乗っていますが、これが驚くほど安い。
今回デリー〜ガヤ間990kmの旅でチケットは572ルピーでした。これってだいたい¥1,000ぐらい。990kmって東京から大隅半島佐多岬ぐらいの距離ですよ。
座席のクラスによって値段はもちろん変わってきますが、僕が乗ったのはスリーパー(寝台)ACなし。インドでは列車もバスもホテルの部屋も、AC(エアコン)の有無が大きなポイントで値段が変わる。ホテルの看板にも「AC付いてます!!」なんてことがデカデカと書いてある。列車の座席もACかNO ACかで大きく変わる。
ただインドでエアコンというとき、そこに暖房は含まれないんです。冷房のみ。ACすなわち「冷房キンキンに効いてるぜ!」ってことなのです。ところがいくら常夏の国とはいえ北インドのこの時期はけっこう寒い。デリーでは毎日ダウン着てたぐらいだったので、車内での深夜は相当な冷え込みになりました。
これで冷房効かせたら本気で死んでしまう!と3段ベッドの一番下で震えながらのビハール州上陸です。
A: Delhi B: Bodhgaya
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デリー最終日。
これから東へ列車でガヤへ行きます。年越しはブッダガヤになりそうです。
デリーで食べたパニール・バター・マサラがとても美味しくて、何度か同じ店に通ってしまいました。果ては作り方が気になって厨房に入れてもらいました。シェフは心なしかいつもより張り切っていたような。。
これが完成図
それでは作り方!
①フライパンに油を引き熱してからローリエの葉とクミンを投入
ローリエはヒンドゥ語でテジパッタと言います。
②①の上から刻んだトマト、ニンニク、タマネギを炒めます
③同時にトマトとタマネギに大豆油を加えてミキサーでペースト状に
④②に③を加えさらにコリアンダーとショウガを投入
コリアンダーは言うまでもなくパクチーです。
パニールの固まり登場!
⑤パニールとはインドのカッテージチーズのこと。固まりを4~5個④に投入します。
アシスタントのマヘーシュ
下の鍋にはお湯が沸いててご飯を温め直します
ご飯温め直し係はアシスタントのマヘーシュの仕事。
スパイスで味を整えます
上から右回りにチャイニーズソルト、(ひとつ空をはさみ)ガラムマサラ、コリアンダー、唐辛子、塩、そして中央がターメリック。チャイニーズソルトは別名アジノモト!チョウメンを作るときだけ使うそうです。今回使ったのはガラムマサラ、コリアンダー、ターメリックの3つ。辛くしないようにお願いしたので唐辛子は使わなかったぞ!とのこと。
作ったのはこの人、シェフのラジェンダ
⑤さらにパニールを削り、コリアンダーとバターを落とし完成です。パニールは見た目が豆腐のようで、それ自体あまり味がないことも豆腐っぽいのですが、インドのカッテージチーズでいろんな種類のソースの具材に使われています。僕にとっては安心な食材で、食事に行き肉を食べる気がしないときやメニューがわけわからないときなんかによく頼みます。インドの大抵の料理屋には「なんとか・パニール」「パニール・なんとか」などのメニューがあります。
このお店はニューデリー駅目の前のメインバザール、HARE RAMA GUEST HOUSEの屋上にあるレストランでした。
そういえば以前「
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ちょっと話は変わるんですが。
ジャイプールにいた1週間ほど前から、CANONのレンズの調子が悪い。シャッターを押すとたびたび「エラー01 レンズとボディのコミュニケーションに問題があります」というようなメッセージがモニターに出るようになっていました。このレンズもう4年以上使っていておそらくシャッター回数100万回近いのでは。今年だけでも20万シャッターぐらいはしているはずです。でもまさかインドで調子が悪くなるとは。。別のレンズを同じボディにつけても問題は出ないので、やはりレンズが問題。ということでデリーのキヤノンサービスセンターへ。
From about a week ago, my Canon lens hadn’t been working properly. Many times I clicked shutter, camera showed …
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狂気のスレスレ運転ドライバーのバスに乗り、ジャイプールを離れデリーへ移動しました。
日本の交通マナーに照らし合わせればインドのドライバーはみなさん狂気。
クラクション鳴りっぱなし、進行方向逆走、割り込みパッシングなんでもあり。
途中で事故渋滞にはまり1時間ほど立ち往生。
煉瓦を山ほど積んだトラックが横転し、煉瓦で道路が塞がれてしまっていました。
デリーで所用を終えたら次は東(カルカッタ方面)に向かいます。
Moved to Delhi from Jaipur, by a bus insanely driven close-to-other-cars.
According to driving rules of Japan, usual Indian drivers …
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相棒ライカM6
インドにライカ持って来ても、あんまりみなさん知らないようです。
LeicaよりはCanonとNikonの方が圧倒的に人気ある。まあそれはそうか。
インドだろうが日本だろうが一般の人にとっては古いフィルムカメラよりデジカメの方がはるかに使い勝手良いだろうし。
インドでも同業者だけがLeicaの良さを共感してくれました。
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info@ishikawatakuya.com
千葉県生まれ。写真家。大学を入学2ヶ月にして中退し、放浪の旅に出る。徹底した貧乏旅行だったが、アジア、東西アフリカ、ヨーロッパを約一年半かけて縦横無尽に駆け回る。資金が尽きイギリスでひと夏のバイト生活。その後東ヨーロッパを経て1996年よりアメリカ・ニューヨークに住み始める。アメリカでの生活は7年に及び、911同時多発テロを現地で経験する。2002年帰国。以来数多くの雑誌や広告、映画ポスターなどの撮影を手がける。2012年あたりから地方や海外にいる期間が長くなり、自分が一体どこに住んでいるのか不明な状態が続く。かっこよく言えばノマド。実態は住所不定。2015年スペイン・イビサ島在住。湯布院・高知・インド・スペインあたりにしばしば出没する。2016年8月より高知県・土佐町に移住。