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12月
30

世界の車窓から | ブッダガヤへ列車の旅

posted on 12月 30th 2013 in インド with 0 Comments

デリーから列車に乗って19時間。

ビハール州のガヤで降り、乗り合いタクシーで40分。ブッダガヤに来ています。

前日午後14時にデリー発、当初は16時間で朝6時半到着の予定だったのですが、3時間遅れで9時半にガヤ着。インドの長距離列車は遅れることが当たり前なので、3時間で収まったのはむしろ早い方です。

インド国内の移動はたいてい列車に乗っていますが、これが驚くほど安い。

今回デリー〜ガヤ間990kmの旅でチケットは572ルピーでした。これってだいたい¥1,000ぐらい。990kmって東京から大隅半島佐多岬ぐらいの距離ですよ。

座席のクラスによって値段はもちろん変わってきますが、僕が乗ったのはスリーパー(寝台)ACなし。インドでは列車もバスもホテルの部屋も、AC(エアコン)の有無が大きなポイントで値段が変わる。ホテルの看板にも「AC付いてます!!」なんてことがデカデカと書いてある。列車の座席もACかNO ACかで大きく変わる。

ただインドでエアコンというとき、そこに暖房は含まれないんです。冷房のみ。ACすなわち「冷房キンキンに効いてるぜ!」ってことなのです。ところがいくら常夏の国とはいえ北インドのこの時期はけっこう寒い。デリーでは毎日ダウン着てたぐらいだったので、車内での深夜は相当な冷え込みになりました。

これで冷房効かせたら本気で死んでしまう!と3段ベッドの一番下で震えながらのビハール州上陸です。

A: Delhi B: Bodhgaya

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デリーへと続く道

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    石川拓也

    千葉県生まれ。写真家。大学を入学2ヶ月にして中退し、放浪の旅に出る。徹底した貧乏旅行だったが、アジア、東西アフリカ、ヨーロッパを約一年半かけて縦横無尽に駆け回る。資金が尽きイギリスでひと夏のバイト生活。その後東ヨーロッパを経て1996年よりアメリカ・ニューヨークに住み始める。アメリカでの生活は7年に及び、911同時多発テロを現地で経験する。2002年帰国。以来数多くの雑誌や広告、映画ポスターなどの撮影を手がける。2012年あたりから地方や海外にいる期間が長くなり、自分が一体どこに住んでいるのか不明な状態が続く。かっこよく言えばノマド。実態は住所不定。2015年スペイン・イビサ島在住。湯布院・高知・インド・スペインあたりにしばしば出没する。2016年8月より高知県・土佐町に移住。

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