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11月
11

アボリジニとオーストラリア 2

posted on 11月 11th 2015 in 旅の記憶 & 毒にも薬にもならない with 0 Comments

この文章は「アボリジニとオーストラリア」の続きです。

 

つまり担当者の言葉を平たく言うと以下のようになるだろう。

「私たちはアボリジニの文化を尊重したい。そしてその文化を内外からのお客さまに理解して味わってほしい。そのためには可能な限り本物志向(authentic)でいきたい。ディジュリドゥはもちろんアボリジニ発祥の楽器だが、沿岸部の部族が使っていた楽器で、ウルル周辺の部族は持っていなかった。そういった意味では歴史考察上、ディジュリドゥ+ウルルはこの時代の作り物(fake)になってしまう。よって、写真は撮ってもよいが発表はして欲しくない。」

わかるといえばわかるのだが、なんとなくチグハグな感触を、担当者のこの論理には感じてしまう。

身も蓋もない言い方をすれば、表に出したくない、または出せないと思うものは現地でも出さなければ良いんじゃないのかとつい思ってしまう。

 

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アボリジニとオーストラリア


レッド・センター

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8月
01

Transit

posted on 8月 1st 2015 in with 0 Comments

 

 

 

7月31日発売の「TRANSIT」29号にて、オーストラリアど真ん中の通称レッドセンターを撮影させていただきました。

ウルル、アボリジニ、赤い大地。アボリジニとはいわゆる文明を持たない民ではなく、遥か先を歩く偉大な先達なんじゃなかろうか?そんな視点からの写真と文です。

ぜひご一読を。

 

TRANSIT vol.29 Japanese travell magazine feauturing Australia, NZ & Tahiti.

I photographed & texted in Red Centre, Northern Teritory in the …

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5月
02

混沌のウルル

posted on 5月 2nd 2015 in photographs with 0 Comments

 

オーストラリアのノーザン・テリトリー(北部特別区と訳されるらしい)での体験をまとめる毎日を過ごしています。


意識は、赤い大地を歩くアボリジニのところに飛んでいます。

これがなかなか混沌として、我ながら何が出てくるか未だにわからず面白いのです。まだまとめ始めたばかりですので、もう少し時間が必要なようです。

今回は文章も書いてます。こちらが写真よりもさらに混沌としています。正確に言えば、「混沌を混沌のまま伝えられる写真という媒体」と、「ヒトに伝えるためには相当な整理整頓を前提としている文章という媒体」の違いといった感じです。

嗚呼、目鼻立ちがつき始めるのはいつなのか、、、?

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