12月
22
史上最高の寝相 マーティ・マクフライ
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、僕がいまだに史上最高の映画だと思っている作品。
なにがそんなに良いの?と聞かれることがあるんだが、なんかこう、未来は自分で作れるものだっていうシンプルなメッセージを、練りに練られたストーリーにのっけてくるそのバランスがたまらないんです。
その中でも僕の好きなシーンがこれ。
確かこの映画を初めて見たとき僕は小学5年生くらいだったと思うのだが、それまでの11年程度の短い人生で、こんな寝相で寝ている人間を目撃したことがなかった。
ただこれを観て、人間はこんな姿勢でも寝れるんだということを知った後は、この寝相はなんとなく僕の無意識のそこそこ深い部分にも刷り込まれてしまったようで、ふと朝目が覚めて気がつくと、このマーティの寝相とそっくりな姿勢で寝ている自分を発見したことも多々ありました。
そういった、よくわからない範疇までこの映画は僕の人生に影響を与えているのですが、まあただそれが胸を張って人に言いたくなるような類いの影響かと訊かれれば、まったく微妙ではあるよなぁと、ふだんよりも少し猫背で思うのです。