7月
04

淡路島

posted on 7月 4th 2015 in 由布院・高知・淡路島 with 0 Comments

先月下旬の淡路島。

日本の在来種の種による農業を高知の山奥でやっているジョン・ムーアさんが、淡路島で農業学校を作るぞ〜というので現段階を見せてもらいに行ってきました。

 

これからどう変化していくのか楽しみなのはもちろんのこと、古い旧病院&イチジク浣腸工場だった建物がやたらと絵になる不思議。
手を入れていく過程を見ていきたいと思ってます。

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6月
16

柴田元幸 in Waltz of the rain

posted on 6月 16th 2015 in 由布院・高知・淡路島 with 0 Comments

 

ありがとう由布院、また来ます。

 

今回はなんといっても僕にとって大切なこの場所で、翻訳家の柴田元幸さんと一緒に仕事できたことが嬉しかった。

柴田さんにはステージでの朗読と言葉についてのワークショップを2回ずつしていただいたのだけれど、あんな細い体のどこにそんなエネルギーが潜んでいたのかと思うぐらい、観客を圧倒するようなパフォーマンスに驚きっぱなしだった。

特に朗読での、作品世界(オースター、ダイベック、エヴンソンなどの短編)が乗り移ったような、多少狂気を孕んだようなステージには由布院の森に集まった人たちの多くが「こういうの見たことなかった」と驚いていたし、「演劇を1本見たようだった」という感想もチラホラ聞かれたので、大成功といっていいんじゃないかと思っている。

* * *

個人的には奥さまと3人での食事の際に、翻訳界または英米文学界の裏話をたっぷり聴けたことは役得というか望外の喜びというか。

20代のNY在住時代、僕が原書で楽しく読めた唯一の小説がブコウスキーで(他は難しくてつっかえる)、リヤカーの上に本を並べて売ってるストリートの本屋で次々とブコウスキーの著書を買ってむさぼるように読んでいた時期がある。

その話をすると柴田さんは、「それはブコウスキーに友達がいなかったからじゃないかなあ」と一言。

つまり非ネイティブが読みやすい英語の条件は、

スラングを使ってない文章ということ。

(確かにブコウスキーはスラングを使わない)

スラングは仲間内で使う独特な言い回しが基本にあるので、友達のいないであろうブコウスキーはスラングを使う理由も必要もなかったんじゃないか、と。

おお、なるほど〜。

 

さらにイーストビレッジの名店、セントマークス・ブックショップ(移転したそうだ)にはブコウスキー、ケルアック、バロウズなんかの著書は置いてないそうで、理由は人気があるので万引きされるからだという。

その万引きされた本たちがどこへ流れて行くのかというと、

「ストリートのリヤカー本屋じゃないかな」と。

そういえばそういったリヤカー本屋に置いてある本は、全くの新品なのに何故だか少し安かった。

当時、極貧と言っていいぐらいの生活で、あるとき普通の本屋よりリヤカーの方が少しだけ安いってことに気づき、以来本はずっとそこでばっかり買っていたけれど、知らず知らずのうちに盗品を買っていたってことになるのかもしれないな。

盗っ人の片棒を担ぐってこういうことを指すのだろうか。

おお、なるほど〜っと長年の謎が解けた瞬間でもありました。

とにもかくにも、柴田さんご夫妻、共演のAOKI,hayatoさん内田輝さん両人、由布院関係者各位並びにWaltz of the rain参加者観客の皆様に深く感謝です。

さ、東京いくぞー。

 

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6月
12

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posted on 6月 12th 2015 in 由布院・高知・淡路島 with 0 Comments

 

内田輝さんのピアノ曲をレコーディング中。Creeksにて。

Pianist Akira Uchida is recording his tunes at Creeks, Yufuin.

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6月
11

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posted on 6月 11th 2015 in 由布院・高知・淡路島 with 0 Comments

 

先週の「旅する音楽 waltz of therain」にて柴田元幸さんが朗読したブライアン・エヴンソンの短編「ウインドアイ」。

Creeksの壁に貼ってます。

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