「旅こそ人生」は幸せか
4年ほど前からノマド的というかホームレス的な生活が激しくなっている。
自分がいったいどこに住んでいるのか、自分自身でよくわからなくなっているのである。
きっかけは2012年夏にやった仕事。
保険会社のPRイベントに帯同して撮影をしたのだが、その仕事が4ヶ月かけて車で日本一周をするというものだった。
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4年ほど前からノマド的というかホームレス的な生活が激しくなっている。
自分がいったいどこに住んでいるのか、自分自身でよくわからなくなっているのである。
きっかけは2012年夏にやった仕事。
保険会社のPRイベントに帯同して撮影をしたのだが、その仕事が4ヶ月かけて車で日本一周をするというものだった。
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本文を読むこの文章は「僕がインドに行ったわけ 2」のつづきです。話の最初に戻るには「僕がインドに行ったわけ 0」から。
到着するとバーラットはすぐさま僕を、建設現場の隅に建てられた小屋の中へ連れて行った。
「これが完成予想図だ」
ニコニコしてバーラットが指差した先には、壁に数枚の絵が貼られている。そのどれもが数年後のこの場所に建っているであろう家のイメージを表していた。
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この文章は「僕がインドに行ったわけ 1」のつづきです。話の最初に戻るには「僕がインドに行ったわけ 0」から。
2 建設
次にカロールに戻ったのは数ヶ月後。2010年のこと。
前回はプラカーシュに誘われるまま、特に明確な目的もないままの旅で、言ってみれば「ラオ一族親族巡り」とでも呼ぶような旅をした。その後日本に帰ってきてもしばらくは、気持ちがインドから帰って来ない。あのインドの別世界っぷりにやられてしまったようだった。
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この文章は「僕がインドに行ったわけ 0」のつづきです。
1 バーラット
まず場所をきちんと書こう。
西インド。デリーとムンバイのちょうど中間ぐらいに、グジャラートという州がある。
もうお隣はパキスタンで、かのガンディーの出身地としても有名だ。この州のもっとも大きな都市はアーメダバードという名の街。アフマダーバードとも表記するが、インド人の発音を聞くとどうしてもアフマダーバードとは聞こえない。
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以下は TRANSIT(トランジット)29号 美しきオセアニア にて発表した文章です。
TRANSIT(トランジット)29号 美しきオセアニア (講談社 Mook(J))
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7月31日発売の「TRANSIT」29号にて、オーストラリアど真ん中の通称レッドセンターを撮影させていただきました。
ウルル、アボリジニ、赤い大地。アボリジニとはいわゆる文明を持たない民ではなく、遥か先を歩く偉大な先達なんじゃなかろうか?そんな視点からの写真と文です。
ぜひご一読を。
TRANSIT vol.29 Japanese travell magazine feauturing Australia, NZ & Tahiti.
I photographed & texted in Red Centre, Northern Teritory in the …
本文を読むいくつもの村を通り過ぎ、日が昇ってからまた沈んで
車は少しずつニヤムギリに近づいて行く。
ニヤムギリの丘に棲むというその神が
僕を受け入れてくれるのか、それはまだわからない。
The car passed through so many villages, getting slowly close to Niyamgiri.
Sun rose and again sank.
At this moment I’s not …
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オリッサ州にはコンド族と呼ばれる少数部族がいる。
コンドの人々はニヤムギリの丘という地を「神の棲む山」として古来から崇拝しているという。
ニヤムギリに向かって夜を徹して車を走らせた。
In Odisha, there is a tribe called Kondh.
People of Kondh worship a place named “Niyamgiri Hills” as a mountain of …
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前回「村人全員が芸術家! | ラグラジプール芸術村」の続きです。
ラグラジプールでは他にも多くの工芸品を作っています。
下の写真は、ヤシの葉を削って一枚の絵画にしたもの。
上のような針でヤシの葉に絵柄を描いていき、煤(すす)を水で溶いた液体を刷り込むと、削った部分だけに色が着きます。
表向きはヴィシュヌ神の10度の転生の姿を描いたもの。
それをめくるとカーマ・スートラの絵柄が。カーマ・スートラは古代の性技(体位?)を描いた解説書。
この村では16才から両親が技術を教えはじめるそうです。男性も女性も、一家総出といった感じで制作しています。
少し話はずれますが、これがこの村での出生届兼身分証明書。生年月日や名前や住所などが刻まれているそうです。
置物なんかも作っていました。面白くてついついいろいろ買ってしまいました。
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